2013年5月といえば、だいぶ昔の話になってしまった。
大阪の福島の街で単身赴任の生活に慣れてきた頃だった。
週末に、大阪城までランニングをしたり、下福島プールでしっかり泳いできたり、
洗濯やら、家の片付けを一通り終わらして、はらも減ってきたぞ！
ということで、そろそろ馴染みの店でも出来たらいいな
なんて思いながら、家の近所の散歩。
すると、マンションのすぐ裏に、なんか素敵な可愛らしいキャラクターの看板。
黒板にいろいろ書いてある。何屋さんだろう？？？？
と覗き込んでいると、中から金髪のトッポイお兄さんが親しげに
当然、関西弁で話しかけて来るではありませんか！！！
ヤバ！こわ！（正直、最初はビビりました）
見た目とは違い、気さくに親切に優しく話をしてくれてお店の中に招き入れてくれました。
そこは、やっぱり冒険です！お誘いに素直に従います。
ちょうど、開店時間に店の前を通りかかったタイミングでした。
すぐ裏にある、
の２店舗目のお店とのこと。まだ、オープンして間もない感じ。
でも雰囲気は、めちゃめちゃ最高にいい！
こんなお店が、自分の部屋から数十歩の場所にあるなんて！
そんな幸せを噛み締めながら、きめ細かい泡の丁寧に注がれた生ビールを味わう。
なんて贅沢な時間だ。と思いつつメニューをチェック。
まあ、そそられるメニューばかりである。
ワインを飲みたいので、生ハムとソーセージと自家製ピクルスを注文します。
ひとりなので、カウンターでビールを傾けていると、カウンターの中の調理の方も
気さくにお声がけいただいて。
やっぱり、大阪のコラソン・アビエルト！常に心をオープンにしている感じが好きです。
さっきのトッポイ兄ちゃんは、なんと店長さんでした。若い！
まだ、そんなに混んでいないのでいろいろお話してくれます。
ワインを勧められて、ワインをいただこうとしたら、
ボトルを沢山抱えて、カウンターに並べるじゃないですか！
どれにします？
まず、最初のやつをグラスにちょこっと注いでくれます。
「え？テイスティングしろってことか？」
味を見て、いろいろ考えていると
じゃあこっちは？と別のワインを注いてくれる。
ふたつめをテイスティングしていると、
こっちは、また違うんですよ！と３種類目、４種類目、、、、
全てのワインの葡萄の品種や産地について語ってくれます。
どれにします？
全てのワインが、ショットで５００円というリーズナブルさとこのサービス。
もう、ひっくり返りました。
そうしている間に、ピクルス、生ハムがきて
幸せすぎる時間でした。
しかし、この幸せの感覚は単なる序章でしかなく、
大阪生活にはなくてはならない場所になっていくのです。
この店の思い出は、何回かに分けて語らせていただきます。
でも、その前にやっぱりこのソーセージの美味しさも感動でした！
肉、肉、肉感たっぷりでスパイシーで肉汁たっぷり
赤ワインとのマリアージュが大変なことになってる！
締めに、パスタ「せせりのカルボナーラ」
ベーコンでなく「せせり」です。
せせりのコリコリした食感とベーコンの如くしっかり塩を活かせた味付けで
カルボナーラのクリーミーさに中にインパクトを与えています。
全てが、なんて美味しいんだ！という感動の嵐の中で興奮したまま店を後にします。
必ず、人を連れてお邪魔します！と言い残して
MACELLERIA di TAKEUCHI
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